ホーム > 事業概要 > 雪冷房導入

雪冷房導入

なぜ雪を活用するのか? ~見方を変えれば味方になる~

イラスト1
日本国土の51%、総人口の15%にあたる地域は豪雪地帯です。こうした積雪寒冷地では、雪は冬の「やっかいもの」であり、除排雪や融雪に多くのエネルギーや人件費をかけて莫大な投資をしています。その雪を「見方を変えることでエネルギーとして活用できないか?」という問いから雪屋媚山商店の雪冷房技術事業はスタートしました。

雪の持つおおきなチカラ

イラスト2
雪は低温・高湿度の環境を安価で安定的に作り出すことが可能であり、 二酸化炭素を排出せず、電力を大幅にコストカットできる石油代替エネルギーとして大きな可能性を持っています。
  • ・雪1kgあたり80kclの熱量
  • ・雪1トンあたり原油換算で約10リットルに相当

雪冷熱エネルギーの活用

イラスト3
日本で唯一の民間雪冷房専門設計・コンサルティング会社として活動する雪屋媚山商店は、 日本各地の豪雪地帯の地方自治体や民間事業者、海外の国営農場などにおいて、雪氷を夏季まで保存し、 農産物の栽培・保存・食味の向上などによる高付加価値化や 施設の冷房用冷熱源として 活用するお手伝いをしてきました。現在日本にある約150箇所の雪冷房施設は、農業施設や公共施設、福祉施設がほとんどですが、 今後はデータセンターなどのICT施設における雪冷熱エネルギーの活用が注目されています