形状や汚れ状況に応じてフィルター1枚ごとに対応する分離洗浄システムは、超音波洗浄にくらべると汚れの再付着がなく、 フィルター洗浄において最も重要である衛生面を重視した洗浄方法です。より高い性能回復率（90％以上）を 実現することができ、5回程度の再利用（リユース）が可能になります。そのため、新規フィルター購入費と フィルター排気費用を大幅に削減することができます。

フィルター洗浄後、抗菌・防カビ処理に無機抗菌剤「ゼオミック」を使用しています。 「ゼオミック」は鳥インフルエンザやSARSを100％不活性化させ、また米国食品医薬品局から食品接触物質に 認定されるなど安全面にも優れています。食品や医薬品などを扱う、空気を清浄に保つ必要のある病院・ 福祉施設・工場などの施設のフィルターには欠かせない抗菌・防カビ対策です。

廃棄されたフィルターは産業廃棄物として毎年100万枚以上が焼却あるいは破壊圧縮されて埋め立て処理をされています。 洗浄リユースによりその数を削減できれば、廃棄物量とCO2排出量の削減にもつながり、環境保護に大きく貢献することができます。